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日本でいちばん大切にしたい会社7 坂本光司さん

どうもhiroakiです。

先日から、「日本でいちばん大切にしたい会社」にハマっています。

というのも、どの事例をみても、日本にこんな会社あったんだ…!という驚きと感動の連続だからです。

読めば読むほど不思議と心が洗われていくようで、自分の今までの仕事へ取組む姿勢や信念のなさ、働き方の稚拙さなんかをつくづく思い知らされました。本当に勉強になりました。

どの会社も勉強になるんですが、

洋菓子店ツマガリhttps://www.tsumagari.co.jp/)さんの事例で、特に感動した場面があったので、ご紹介します。

ぜひ皆さんも読んでみてください。

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この鍋のエピソードはまるで僧侶の修行みたいだ…と思いました。

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私は津曲さんの言葉が大好きです。例えば、字もろくに書けず、菓子学校も出ていない無知識の津曲さんのノートを見て、周囲は馬鹿にして笑いますが、彼は気にせず

「伸びる人間は確実に1センチずつ階段を登っていく」

と力強く、明るい未来を信じて黙々と取り組んでいきます。そして、彼が言葉通りに実践して見せたことで、この言葉は彼の内側から湧き出てきた“ほんとう”の言葉として私たちの心に響いてきます。

また、

「ぼくは何も知らないところからこの世界に入ったので、とにかく一生懸命やるしかなかった。今の人は仕事が好きとか嫌いとかいろいろ言いますが、そんなことを言っている暇があったら、働けと言いたい。かりに嫌いな仕事でも、とことんやれば好きになります。そこまでやるしかないんです」

という言葉も本当に何も知らないところからのスタートなので、すごい覚悟が伝わってきました。と同時に、覚悟を持って働かなければ何事も成し得ないと教えてくれています。この言葉を聞いて、なんだか自分自身が小さく恥ずかしく思えました。

 

他にも、どう見積もっても将来赤字になる菓子会社の社長を押し付けられた際、これを引き受けて大きく黒字に転換させ、

「当たり前です。ぼくはお客様を喜ばせようということしか頭にないんですから。ぼくの頭と手はお客様を喜ばせるためにあるんです」

と言った言葉にも、海のような経験の深さを思わせます。

この他にも、

「人が生き延びようと思ったら、利他だけでは足りません。自分が損をしても、人さまのために尽くす。それが平気でできるようになって、はじめて人さまからも助けてもらえるような人間になれるんです」

「人間は強くないと生きていけない。けれど、やさしさがないと人間ではない」

「この世に生を受けた自分を一番愛せ」

など、津曲さんの熱く優しい人間性に強く心を打たれました。

と同時に、やはり、これからの自分の生き方や働き方を見直す必要があると改めて思いました。

読んでよかったです。

 

 

ではまた~。

日本でいちばん大切にしたい会社7

日本でいちばん大切にしたい会社7

  • 作者:坂本 光司
  • 発売日: 2020/04/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)