なぜ本を読むのか
どうもhiroakiです。
いま積読の解消中です。正月に向けて、今年気になって買った本をどんどん読み切ってしまおうかと思います。
そして、ふと、自分はなぜ本を読むのかについて考えました。
なぜだ???
これについて、整理してみたいと思います。
本を読む理由
ちなみに本を読む理由なんてのは人それぞれです。そこは重要ですね。
自分は読書や映画鑑賞や旅行が趣味です。なぜこれが好きかというと、出会いや驚きや学びを発見できるからです。
ちなみに誰の言葉だったか忘れましたが「どれだけ世界を旅しても、その人自身が変わらなければ意味がない」と思います。だって、世界をどんな風に認識するかはその人次第ですから(急に認識論ぽいですね)。ということは誰と出会おうが何を見ようが、自分自身との深い対話が大切だと思います。一回一回の出会いを大切にして、そこから感じ取れることを深く見つめてみる。そうしなければ、何を見ても何を聞いても元の自分のままですもんね。
それに旅行ってお金がかかりますよね。そういう意味では、読書は安くで誰かの体験から深く学ぶことができる最高のツールですね。
あと毎回、読んでいて感じるのは「著者によって書き方が違う」という点です(というか、書き手はそれぞれなので当然ですよね)。私は「読み手」で、著者は「話し手」だと思うんです。だから、面白い人の話は引き込まれるし、そうでない人の話は途中で飽きてしまう。私は買った本が面白くなくても、とりあえず最後まで読むようにしてますが、無理やり読んだ本は記憶に残ってないことも多いです。
記憶に残る本とそうでないものとの違いって、自分がその人の書いたものと十分な対話ができたかどうかだと思うんですよね。
私は人や社会の仕組みへの理解を深めたい。そのために言葉(専門用語含む)を覚え、その人が何を伝えたいのかイメージを受け取り、自分のものにしていく。そのために本を読む。話を聞く。経験を積む。そんな風に考えています。
最初にも書きましたが、読書をする理由は、これからの、これまでの人生をひっくり返すほどの出会いや驚きを得るためです。希望的な意味で。
方法論
読書術というわけではないですが、読み方として方法があるのではないかなと思います。
ちなみに、私はこの動画を観て、なるほどと思いました。
読書では情報の取捨選択という意味でもサクッと読みが大切になるかと思います。
①必要な情報を探しながら読む
人は使わない情報や知識は忘れるという特徴を持っています。
みなさんは受験期に相当苦労して覚えた知識を覚えているでしょうか?私はほとんど覚えていません。
このことは重要です。
例えば本屋に行き何気なく本を手に取ることも大事ですが、その前に「自分が求めている情報や知識は何か」自分に問いかける必要があります。そして、自分にとって本当に必要かどうか、今後の人生を豊かにする知識が載っていて、それを活用するのかどうか判断しましょう。そういう意味では必要でない情報はきっぱり切ることも大事です。
「必要な知識」が載っている箇所を見つける方法はまず表紙タイトルを読み、つぎに目次を読むことです。目次を読み、該当箇所を開き判断しましょう。
ちなみに、下の本で似たようなことを言っていたので参考にしてみてください。
マーケティング・ケーススタディ
— hiroaki (@hiroakies) 2019年12月25日
ケーススタディの目的:受講者が考える力を身につけ深化させること。進行:①個人研究(予習)②グループ討議③クラス討議。
ファシリテーターの役割が何より大切。https://t.co/GEQnbjVxsY pic.twitter.com/H0uADdf4Oj
また、「学んだことは即実行」が基本です。または疑似体験でもいいので経験としての知へ変換すると記憶の定着が良く、学んだことを活用できて良いです。
②気構えず、サクッと読む
いつの頃からでしょうか。読書が何か高尚なものであるかのように言われ出したのは。自分は趣味が読書なんですが、初対面の人に趣味が読書だと話すと世の中にあるすべての本をチェックしているみたいに捉えられちゃいます。そんな訳ないのに。
それ以降、読書が趣味だと話すのを控えています。世間の読書に対するハードルって高いな~って思います。
たぶん、この心理的なハードルが誰の中にもあるのかもしれませんね。
自分は読書というものは簡単にやるのが良いかと思います。飽きたら最後まで読まなくてもいいんじゃないでしょうか。
分からないところ、理解できない(したくない)ところはサクッと飛ばしても構わないかと思ってます。
とにかく気構えないこと。テレビやラジオと同じで、さくっと読んでしまえばいいのではないかと思います。
③分からない点、気になった点は立ち止まって考える
やはり頭を使わない読書は意味がない、つまり、学びのない読書はあまりする必要がないもの。なので、頭を使うことは歓迎すべきです。
ただ、毎回精読する必要はなくて、自分にビビット来る点のみフォーカスして読むことで足りるかと思います。
そして、気になった点は書き込みをしたり、付箋を貼ったり、ノートにまとめたり、さらに調べたりと、著者と対話することが大切です。
ちなみに、言われたことを言われたままに鵜吞みする読書はレベル1かなと。とりあえず、反論してみてください。ほんとうか?と疑い、自分なりに調べてみてください。別の人の書いた本に全く違った記述がないか探してみてください。それが学びの第一歩です。
▼中田さんの読書術
ちなみに私は、他の人の読書術も気になります。特に多読しなければいけない時期は。
▼こちらも参考に
https://studyhacker.net/reading-method
私は、今月20冊程度は読んでいて、今年に入ってからだと、おそらく200前後は確実に読んでます。それは良いことなんですが、読書はとにかく時間がかかる。コスパの意味でも、ちょっと時間をもったいなく感じてもいるところです。
なので読書方法についてもどんどんブラッシュアップしていく必要があるかと思っています。そうしないと、自分の知識欲に追いついていけない気がしています。
それに読むのは中々体力も必要なので、そういう意味でも、速読を身につけようか迷い中です。
以上です。
また書きます。