読書、映画のすすめ4
どうもhiroakiです。
最近、めちゃくちゃ読書や映画をして学んだことが多かったので、それぞれ簡単にまとめてみます。本当はもっともっと観たり読んだりしているので、おいおいまとめていきます。
▼前回からの続きです。映画、読書のすすめ3
映画
ラ・ラ・ランドを観た。ミュージカルチックで、色使いやストーリーが美しい映画。主人公は最後、彼と別れてしまうけど、もうひとつの人生を思い浮かべるところが震えるほど深かった。すごく深い内容の映画だったので、また観たい。
— hiroaki (@hiroakies) February 15, 2019
2016年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・ミュージカル映画。俳優志望とピアニストの恋愛を描いた映画で、脚本・監督はデミアン・チャゼル、主演はライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが務めた。この映画のタイトルはロサンゼルスと「現実から遊離した精神状態」を意味する。
とにかく深い内容でした。ツイッターにも書きましたが、主人公は最後、彼と別れてしまいます。彼女がふらっと立ち寄ったジャズバーには見覚えのある店名のロゴ「Seb's」と、別れた彼が!そこで、彼女は彼の夢であるジャズバーの開店が叶ったことを知ります。彼の演奏を聴きながら、彼と歩んでいた場合のもうひとつの人生を思い浮かべるのですが、そのシーンが素敵で、切なくて、思わず泣きそうになります。個人的には、別れて欲しくなかった…。
本当に何度も観返したい映画でした。それほど作り込まれてたし内容も驚くほど深かった。作中には様々な有名映画や音楽が出てきて、楽しい気分になります。この感じは映画「ミッドナイトインパリ」に似ているなと思いました。
作中に出てきた映画を、より深く知りたい人は下のWikipediaを参照してみてください。作品を観る前後に色々と観てみるのも楽しいですよ。
個人的には、作中に出てきた「理由なき反抗」もいつか観てみたいと思っています。
▼Every Day
Every Day、を観た。愛する人を交通事故で亡くしてしまった人の話。当たり前な日々がとっても大切だということ、なんだけど。この手の話は映画でよくあるよね。うん、分かってはいるんだけど、泣きそうになった😭良かった。
— hiroaki (@hiroakies) February 16, 2019
ある朝。晴之の目の前に、交通事故で昏睡状態にあったはずの恋人の咲が突然現れる。"時間を、もらったのね。1週間"そう告げると、いつものように弁当を差し出した。その期限を迎える時、咲はどうなってしまうのか。あたりまえだった2人の日常が、特別な時間に変わっていく。
愛する人がいる人は無条件に見てください。当たり前の日常の中、彼・彼女の嫌いなところや、毎日繰り返されて目につく癖を、心のどこかで自分がこんなにも愛おしく思っていたんだと気づかされます。ほんのりと進んでいくストーリーですが、そこには深いテーマが横たわっています。
▼ぐるりのこと。
ぐるりのこと。を観た。
— hiroaki (@hiroakies) February 17, 2019
身ごもった子供を死なせてしまい、うつ病になってしまった妻と日本画家を目指す傍ら法定画家の職を得た夫の話。対照的な性格の夫婦と彼らを取り巻く人々や社会が描かれている。ちなみに「ぐるり」とは、人の身の回りで起こる様々な出来事を指すそう。とても温かい物語だった。
何事もきちんとしたい妻・翔子と、ひょうひょうと生きる法廷画家の夫・カナオ。どこにでもいる夫婦である彼らにおとずれるさまざまな困難。初めての子供の死、妻のうつ……。それでもふたりは一つずつ一緒に乗り越え生きていく――。何があっても別れない夫婦の、10年におよぶ希望と再生の物語。
キャッチフレーズは、「めんどうくさいけど、いとおしい。いろいろあるけど、一緒にいたい」。もしも自分の妻がうつ病になったら、また他人がうつ病になったらどんな風に接するべきだろうか、と考えました。難しいテーマだなと思います。
木村多江、リリー・フランキーの映画初主演作品ですが、他にも今売れてる俳優さんたちが続々と出てきます。それを観てそれぞれのキャラクターを観察するのも楽しいです。観ていると「こんな人自分の周りにもいるな」と思います。映画の中で、そんな色んな人たちをみて、それを淡々と描くリリーフランキーの中に、「映画」という手段で「人を描いている」橋口亮輔監督を見つけたような気がしました。
個人的に、うつ病になった妻が家蜘蛛を殺したくなかった理由として、自分の殺してしまった子供が①家蜘蛛に生まれ変わったとみていたからでは?②子供を殺すことを「生き物(蜘蛛)を殺すこと」と重ね合わせてみていたからでは?、と2つ考えました。
また、物語中に、夫が伊藤若冲を好きだというくだりが出てきます。実は私も若冲が好きなので、観ながらわくわくしてしまいました。
この映画は本当に自分たちの社会、というか生活というか、そういった現実に立ち、そこに焦点を当て、最終的にはそれを肯定するような形で描かれているので、人間賛歌の物語であると感じました。とても好きな話でした。何度も観たいです。
▼セブンルール#87 由府両築
こういうの観ると行きたくなるわ…
— hiroaki (@hiroakies) February 17, 2019
セブンルール
#87 東京から由布院へUターン!創業90年超の人気老舗旅館を継ぐ女将#TVer #セブンルールhttps://t.co/ynddy4bfmb
大分は西日本最大の温泉県として有名。中でも、別府・湯布院は有名。湯布院で古民家を買い取って「由府両築」という旅館を営んでいる夫婦の話。映画ではありませんが、夫婦の細やかなおもてなしに脱帽でした。
感想
自分は読書や映画・動画鑑賞は旅行に似ていると思います。旅行も良いけど、読書や映画・動画などを観て深く知っていくことで、それに近い経験ができると思っています。
「読書、映画のすすめ3」で紹介した映画「光」では、目の見えないモニター正子さんが「いつの間にか私も(映画の)中にいます。同じ空気を吸って、同じ音を聞いて。いろんなものを感じて映画を観てます」と話します。
物語に対する没入感というのは毎回得られるものではないかもしれませんが、こういった形で様々な世界、価値観を知ることはやっぱり面白いことだと思いました。 これからも様々なものに触れ、気ままに趣味を楽しんでいきたいと思っています。
では。