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漂流家族 竹下家の金銭感覚がいかにヤバいか~お金の使い方を変えると人生楽になる

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どうもです。

 

今回は「漂流家族 竹下家」という衝撃映像を観ましたので、ご紹介したいと思います。

これまで大家族の映像好きでよく見てたんですが、これはひどかった。もしかしたら、当時見た人で嫌悪感を覚えた人もいるんじゃないでしょうか。

私は「こいつぁやべえ」と思いました。子どもたちがかわいそうです。しかしですね。批判することは簡単です。自分に振り返って、何でも小さなことでいいんで、この映像から学んだ方がいいと私は思うんです。

漂流家族 竹下家とは 

2009年、フジテレビで放送された番組「ザ・ノンフィクション」で大きく反響があった作品のひとつです。観た人の感想を読んでもらっても分かりますが、、ひどい内容でした。 

あらすじ

埼玉県に住む竹下一家。家族構成は父母と6人姉妹(全員、女の子)の8人家族。彼らは心機一転として、北海道の浜頓別(はまとんべつ)という田舎町で行われる、街の活性化を目的とした本州からの移住計画に参加(いわゆる田舎で暮らそう、というやつ)。この計画は、移住して三年の間に、浜頓別に家を建てて定住することが条件で、その間の住居は地元の自治体が世話をしてくれる、というものでした。

ところがこれを阻むのが、竹下家の両親の、常軌を逸した無計画ぶり。この両親、大した蓄えがあるわけでもないのに、とにかく散財しまくり。やたらとデカい車をローンで買うわ、冬の間の娯楽と称してテレビやパソコンを買うわ、タバコはカートン買いでバカバカ吸うわ、んでもって口癖が、”まあ、なるようにしかならんよね”という、完全無欠の明日なきテキトーぶり。万事がこの調子だから、三年経っても家を建てるための貯蓄なんかできやしない。同時期に移住してきた他の家族は、すでに家を建てたり、建てる目処がついていたり。このままじゃ家を建てずに町から出ていくハメになってしまう。どうする?ということで出た結論が、日頃お世話になっているご近所さんを保証人にたてて、2000万円の住宅ローンを組むというもの。そのご近所さんである桜庭さんは、牛舎の改築のため既に1億ちかい借金がある身ながら、町の活性化のためならばと、快く保証人を引き受けてくれました。まさに生き仏…。

紆余曲折を経て、ようやくマイホームが完成。あとはコツコツとローンを返済するだけ…と思いきや、今度はお父さんが職場でモメて、仕事を辞めるというトラブル発生。おまけに同じ職場で働いていたお母さんも、一緒に辞職。これには仏のような桜庭さんも激怒。自宅で夫婦をひたすら叱咤。するとお母さんの口から、なんと埼玉時代にローンが払えず、マンションが差し押さえられたという新事実が。これにはさすがにあきれて物も言えない桜庭さんですが、自分にとっても死活問題であるので、夫婦が勤めていた職場に頭を下げた結果、めでたく辞職取り消しと相成りました。

そうこうしているうちに、長女が高校を卒業し、隣町の水産加工会社に就職。他の娘たちも進級、進学と慌ただしくなる中(ちなみに娘さんたち、全員がカロリー過多な体型)、お父さんがまたしても、”俺にもプライドがあるんだよ!”と辞職(当然というか、お母さんも一緒に辞めました)。とはいえ、過疎町の浜頓別に他の仕事があるわけでもなし…ということで、夫婦は桜庭さんに、”浜頓別には仕事がないので、ローンも払えません。つきましては、給料がいい仕事を得るために、一時的に埼玉に戻ろうと思います。”と直訴。強い決意を感じ取った桜庭さんは、夫婦を信じることにしました。埼玉に戻るのが、お父さんだけではなく、家族全員であるにもかかわらず(長女は就職したばかりだというのに…)。
マイホームにしばしの別れを告げ、一家は埼玉へと向かいました。北海道以上の、怒濤の展開が待っていることも知らずに。

引用:

d.hatena.ne.jp

これだけ見ても、ひどいですね…(というか字面にするとさらにひどいな)

 

とにかく、百聞は一見にしかず、です!

下に動画を用意しましたので、消される前に見た方がいいです。

www.youtube.com

 

学んだこと

①人生の選択には、何事にも計画性が大切だということ。

引っ越し、家を建てる、仕事探し…。「何とかなる」という言葉は万策尽きた末に使うものです。当たり前ですが、初めから何もしないで何とかなるわけがありませんね。

→未来を見通すことは難しいことですが、だからといって何も考えないというのは無謀です。人の手を借りてもいいので、少しずつでも考えてみましょう。突破口が見つかるかもしれません。

 

②借りたものは返す。

当たり前ですが、借りたら返すことが大切です。それができなければ借りてはいけません。特に金銭的な貸し借りは人間関係を壊す元になります。お金が元で絶縁なんてことはザラにありますから、気をつけたいところです。

→そもそも、人に借りずに自分自身でやりくりする事が大切です。

 

③お金はいざという時のために余裕を持って蓄えておく。

竹下家を見ていると、気晴らしのための贅沢やムダ遣いが多いなと。何かの区切りで気晴らししたい気持ちは分かります。ストレス多いですからね。でも、人にお金を借りておきながらやる事ではありません。ひと息つくのはお金を返してから、そしていくらか蓄えが増えて、将来の目処が立ってから、です。気晴らしするにはちょっと早い。

→蓄えがゼロという状態には不安を持ちましょう。病気をしたら?他人に怪我を負わせたら?そういった事故が起こらない可能性をあなたは否定できません。

 

④軽々しく連帯保証人となってはいけない。

桜庭さんかわいそうでしたね…。とっても良い人でしたが、他人を信用する際に感情のみで判断するのは問題かと思います。動画では、家のローンを組むために誰かに連帯保証人となってもらわなければいけませんでしたが、他人の連帯保証人になるならば、彼は竹下さんが信用できる人間かしっかり吟味せねばなりませんでした。そして、竹下さんを信用できるかどうかは桜庭さんの気持ちの問題ではなく、竹下さんに充分な蓄えがあるか、仕事が順調にいく目処が立ち無理ない返済計画が立っているかなど「竹下さんの信用力の有無」が問題となります。気持ちは分かりますが、「町の活性化のために」では他人の連帯保証人になる理由としては足りません。桜庭さんがやらなければならなかったのは、相手の信用力がどれくらいなのかを自分で確かめてみることです。桜庭さんは、動画後半で竹下さんを殴りつけており、その気持ちはこちらに痛いほど伝わってきますが、一方で自業自得と言われても仕方ないと思います。

→人にお金を貸す場合はいくつかの項目を参考に、相手の信用力を吟味すること。例えば銀行にお金を借りたことはありますか。その際、審査があると思います。そういったものを参考に手続きを考えてみるといいでしょう。もちろんそれだけでは相手の信用力を測るには足りませんが、簡易的なものとして利用すればいいでしょう。「何となく人が良さそうだから信用した」「あの人なら大丈夫だと思った」など感覚や経験のみに頼るのは危険です。また、連帯保証人には極力なるべきではありません。

 

⑤家族を大切に。子どもに責任はない。

子どもに責任はありません。そもそも、子どもをもうけるのは親の勝手ですから。また、子どもの生活は親の生活に引きずられますから、労ってあげなければいけません。それがこの動画をみて思うことです。

家庭の事情から、竹下家の子どもたちは高校を中退させられます。それでも彼女たちは、お父さんのことが大好きです。それを観ていると切ない気持ちになりました。本来なら、うらんでもうらみ切れないものを子どもなりに明るく振る舞っている健気な姿に心打たれます。

→親と子はこの世に生を受けて一生関わる存在です。大切にしたいです。

 

以上になります。

動画からみなさんはどんなことを学びましたか。内容にショックを受けた人も多いかもしれません。しかし、ケーススタディと思って学んだ方がいいと私は思います。人生は一度切りです。泣いても笑っても一回だけ。正論でも何でもなく、本当にそうです。だから、もし彼らと同じことをしていたなら、と彼らがやっただろう後悔をなぞらえてみた方が賢いです。

この件は、コメントなどご意見いただけると私も学びとなるため嬉しいです。よろしくお願いいたします。

 

では。