実践で学ぶHTML/CSS -WEBページに表(table)を追加する1
どうもhiroakiです。
今回はWEBページに表(table)を追加する方法を紹介します。
ここではHTML言語を使用します。
※はてなブログで書く場合を想定しますので、CSSは用いません。
本当にCSSは使えないのか?詳しい方がいらっしゃればお教えください。
さて先日、下記の記事を書きました。
記事の中で、「色は16進数で表現する」として下の表を用意しました。
今回これと同様のものを作れるようにしたいと思います。
簡単なのでぜひ覚えてくださいね。
完成イメージ
作り方
①まずは記事編集欄の「HTML編集」へ移動してください。コードを書きましょう。
②次に表を作るうえで、基本的なことを理解してもらいます。
下記コードを追加してみてください。
- <table>
- <tr></tr>
- <tr></tr>
- </table>
ちなみに、これだけでは表になりません。
説明していきます。
<table>は表全体の枠組みを作るものです。必ず</table>で締めくくってくださいね。
<tr>はTable Raw(表の列)の略です。tableタグでは列をひとつずつ連結して、表を作っていきます。なので縦に連結していくと覚えてください。
さきほどのコードは下のようなイメージになります。
tr |
tr |
③次に先ほど作ったコードに<th>タグと<td>タグを追加していきます。下記を参考に、コードを追加してください。
- <table>
- <tr>
- <th></th>
- <th></th>
- </tr>
- <tr>
- <th></th>
- <td></td>
- </tr>
- </table>
下記のものができれば成功です。プレビュー画面で確認してみてください。
解説します。
<th>はTable Header(表の見出し)の略です。特になくても構いませんが、プレビューを見ても分かる通り、薄い影がつき分かりやすいですね。
<td>はTable Data(表のデータ)の略です。ここにデータを入力していきます。
ここでは、1つの列(tr)にそれぞれ2つのタグを追加しています。そのため、2列2行の表になります。タグの数を増やせば1列ごとに行数が増えていきます。試しに増やしてみてください。また、<th>タグや<td>タグに「<th>あいう</th>」などと入力してみてください。うまく表示されれば成功です。
これで表の大まかな概念については終了です。
表が作れるだけでも、WEBページで色々なことを効果的に伝えられるので便利ですね。
③次に、<thead>と<tbody>タグを追加していきます。
- <table>
- <thead>
- <tr>
- <th></th>
- <th></th>
- </tr>
- </thead>
- <tbody>
- <tr>
- <th></th>
- <td></td>
- </tr>
- </tbody>
- </table>
どうでしょうか。見た目は変わりませんね(笑)
しかし、これも意外と重要なんです。
解説します。
<thead>はヘッダを示します。
<tbody>はボディを示します。
今回は出てきませんが、<tfoot>タブもあります。フッタを示します。
これらは表の行をグループ化するタグです。<tr>は列でしたね。行ごとにまとめて扱うことができるわけです。
タグを分けることで、ブラウザがヘッダとフッタを先読みして表示したり、ヘッダとフッタを固定したままボディ部分だけをスクロールさせたりすることもできます。
④次に、ページの初めで示した「完成イメージ」をもう一度確認してください。
先ほど作ったコードに書き込んでいきます。表を4列3行へ、それから文字を追加してください。どうですか?似たような表は作れましたか?
ここは確認の意味でも自力でやってみましょう。
⑤最後になります。ここでは細かいレイアウトを変更していきます。赤字の部分を追加しましょう。
- <table style="font-size: 130%;">
- <thead style="border: solid; border-bottom: none;">
- <tr>
- <th>色</th>
- <th>10進数</th>
- <th>16進数</th>
- </tr>
- </thead>
- <tbody style="border: solid; border-top: none;">
- <tr>
- <th>Red</th>
- <td>0~255</td>
- <td>00~FF</td>
- </tr>
- <tr>
- <th>Green</th>
- <td>0~255</td>
- <td>00~FF</td>
- </tr>
- <tr>
- <th>Blue</th>
- <td>0~255</td>
- <td>00~FF</td>
- </tr>
- </tbody>
- </table>
では、style属性について説明します。
style属性は「style=""」で記述します。「""」内に様々な属性を追加すれば、表のレイアウトが作れます。
最初にfont-sizeを指定します。これはなくてもいいですが、見やすくなるように文字を拡大します。「~px」とピクセルでも大きさを指定できますが、パソコンとスマートフォンのUIの横幅が異なるため、「~%」で指定するのがおススメです。
borderは「border:線の型 線の太さ 色;」の形で指定します。このうち、全てを指定しなくてもいいや、という場合は上記のように線の型だけ指定したり、太さだけ指定したりして使います。完成イメージの場合はsolid(1重線)だけを指定します。
borderの指定だけだと、<thead>と<tbody>の間に線が入ってしまうので、<thead>の下と<tbody>の上の線をnoneと指定して消します。
また記述の際は、セミコロン(;)を忘れないようにしてください。
以上で完成です。コードは自分で書いてみるとしっくりきますので、ここで書いたことを自分でも試してみてください。
ご質問やご指摘は下記コメント欄へお願いします。
次回以降は、最後に説明したレイアウトについて補足説明したいと思います。
では。